デジタル版USBの使い方 <USB機器本体 DCG-ver.7.0~7.6~>

はじめてUSBを挿入するとき...

はじめて「デジタル版USBメモリ本体」をパソコンやモバイルPCに装着した場合は、USBメモリを使えるようにWindowsの大容量記憶装置ドライバソフトが自動でセットアップされます。 この動作はパソコン環境によりすぐに終わる場合と数十秒かかる場合があります。

  1. PC設定での自動再生を"OFF"にしている場合は、USBを挿入後にタスクバーのエクスプローラからUSBドライブをクリックしてください。
    また、PC設定での自動再生を"ON"にしている場合は、USB挿入と同時に自動的にUSBドライブのエクスプローラが開かれます。

    フォルダ「setup」「Document」、ファイル「UsbStart.exe」、ファイル「Usb安全な取り外し.exe」がそれぞれ表示されます。UsbStart.exe」をダブルクリック(右クリックの開く)してください。
  2. Usb挿入時フォルダ
  3. 「Data Contents Guard」設定ダイアログが開かれます。
    「このメッセージを表示しない」と「バージョンチェック」にチェックを入れ、SETTING」をクリックしてください
  4. 自動起動ダイアログ
  5. UsbSettingのダイアログが開かれます。UsbQuickStart Setup」をクリックしてください
  6. 自動起動のインストール完了

    ※誤って「UsbStart起動」をクリックした場合は「USB EJECT」(Usb安全な取り外し)で一度USBメモリをパソコンから取り外し、再度USBを挿入して最初からやり直してください。(1.の作業に戻る)
    その場合「UsbStart.exe」を選択し、キーボードの「Shiftキー」を押しながらクリックしてください。2.の「Data Contents Guard」の設定ダイアログが再度開かれます。

    ※この「UsbSettingのダイアログ」は、"Data Contents Guard"のバージョンが"ver.7.2"以上のUSBメモリで表示されます。"ver.6.5"のUSBメモリでは表示されません。
    "ver.6.5"のUSBメモリのマニュアルを確認する

  7. 自動起動(UsbQuickStart)のセットアップ確認ダイアログが開かれますので「はい」をクリックしてください。
  8. usbqs-01.jpg
  9. インストール完了のダイアログが開かれますので「OK」ボタンを押してください。
  10. usbqs-02.jpg
  11. 最後にUsbStart起動」ボタンを押してください
  12. setting001.jpg
  13. 「UsbSetting」の確認ダイアログが開かれますので「OK」をクリックしてください。
    全てのUSBメモリの設定が完了したので「OK」を押すと自動的に次項「USBの起動と閲覧方法」へと進みます。
  14. setting002.jpg

USBの起動と閲覧方法

  1. 「Data Contents Guard」のダイアログが表示され、USBの起動が自動で開始されます。
    次回からの起動はUSB本体をUSBドライブに装着するだけで特別な操作は必要ありません USB装着とともにこの画面が自動表示され、次のトップページが自動で開かれます。
  2. USBの起動が行われると画面が「DATA Contents Guard」ダイアログから「日本の空港」デジタル版USBのトップページへと切り替わります。 トップページの地区別ボタンから閲覧を希望する"空港の地区名を選択"してください。「地区別インデックス」のページが別ウインドウで開かれます。
  3. 開かれた「地区別インデックス」から"目的の空港名を選択"してください。
  4. 選択した空港のトップページ(01ページ)がブックマーク(目次)表示で切り替わります。ページ表示の初期値はモバイル端末などでの使用を考慮し、 メニューバーを非表示にして画面上の表示エリアを最大化してあります。
  5. デスクトップPCでの有線キーボードやモバイル端末にBluetoothなどのワイヤレスキーボードを装着してある場合は、次のショートカットキーでメニューバーなどを表示させてください。
    1. F8キー:ツールバーの表示、非表示切り替え
    2. F9キー:メニューバーの表示、非表示切り替え
    3. F11キー:全画面表示、非表示切り替え
    4. F12キー:ブックマーク(目次)の表示、非表示切り替え
  6. スライドによるスクロールなどにより、各ページへと簡単に移動できます。必要に応じてピンチまたはストレッチにより拡大/縮小表示してください。
    ツールバーのページ移動アイコン(← →)からも各ページへと移動できます。同じく、ツールバーの拡大/縮小アイコンや幅に合せて連続してページを表示するなどのアイコンで、 快適な表示サイズでご使用ください。
  7. 閲覧中の各空港ページなどを終了したい場合は、ウインドウのタイトルバーの「閉じる」をクリック(タップ)してください。
  8. 閲覧を終了し、USBメモリを取り外す場合は、毎回Windowsの「ハードウエアの安全な取り外し」操作を行う必要があります(※必須USB取外し作業
    USBメモリは電源が切れている状態で抜くか、電源がついている場合は安全な取り外し操作が必要となります。 正しい操作を行わない場合、次回使用する時にパソコンにUSBが認識されなかったり、USB内の保存データが壊れる恐れがあります。 Windowsの基本的な「ハードウエアの安全な取り外し」を操作して、USB本体を安全に取り外してください。 USBメモリ内の「Usb安全な取り外し.exe」でも同様に安全な取り外しができます。その場合、安全な取り外しが確認されると「UsbRemove」が表示されます。
    USBメモリをいきなり抜くようなことを繰り返しますと、タイミングなどによりWindowsのデバイスマネージャーで一時停止され、USBメモリが認識されない事象が生じることがあります。ご注意ください。

  9. USB装着のまま、継続して閲覧する場合には、開かれているデジタル版USBの"トップページ(全国の地区名選択インデックス)"は閉じることなく、開いたままにしてご使用ください。(推奨)
    USB装着状態で、開かれているトップページを完全に閉じてしまいますと、継続して別の空港名やヘリポート名を選択できません。
    その場合、同時に開かれているUSBドライブのエクスプローラから、TOOLフォルダを選択して「UsbBack.exe」を起動させてください。USBを取り外しすることなく、USB挿入時の初期エクスプローラ画面に移動することができます。 移動後、再度開かれているエクスプローラ内の「UsbStart.exe」から自動的にトップページを表示させてください。
    また、一度USBを完全に取り外しても、再度USBドライブへと装着することにより、同様の自動起動操作がおこなえます。なお、一覧表示されているUSBメモリ内のフォルダやファイルは、USBを取り外すと同時に画面から自動的に消えます。

    1. Protectフォルダ:デジタル版USB本体のPDFファイル全てを格納してあります。
    2. SumatraPDFフォルダ:PDFビューアの基本ファイルなどを収納してあります。
    3. Usb安全な取り外し.exe:UsbRemoveを日本語名にしたファイルです。
    4. TOOLフォルダ:UsbBack.exe(USB挿入時画面に戻す)とUsbRemove.exeを収納。

印刷方法

ページ上部のツールバーから印刷アイコンをクリックしてください。

USB印刷方法(その1)

印刷のダイアログから詳細設定をクリックしてください。

  1. 開かれた印刷ダイアログの全般、「プリンターの選択」でご利用のプリンター名を選択してください。
  2. 「詳細設定」をクリックして開いてください。
  3. 必要な場合は、「ページ範囲」から印刷ページを指定してください。

USB印刷方法(その2)

印刷設定のページ設定を調整してください。

  1. 「原稿サイズ」に「B5」を選択してください。(PDF加工での基本ページ設定は全てB5にしてあります)
  2. 「出力用紙サイズ」に希望する印刷用紙の大きさを指定してください。(例:A4出力の場合「A4」)
  3. OK」ボタンをクリックしてください。
  4. 「原稿サイズ」が「B5」以外の場合は、出力サイズが小さくプリントアウトされることがあります。

USB印刷方法(その3)

適用ボタンをクリックしてください。

USB印刷方法(その4)

  • 上記印刷設定が完了しましたら通常通りに印刷を開始してください。
  • ご使用のプリンターによっては、各種設定画面はそれぞれ異なることがあります。
  • プリンターにより印刷設定画面が異なる場合は、原稿となるサイズを「B5」としてください。B5でない場合は印刷そのものに支障はありませんが、ページ周りの空白が多くなることがあります。
  • プリンター例の画像および解説:Canon LBP3910 LIPS レーザープリンターによる

USB使用上の注意

フォーマットは行わないでください。

このUSBメモリには航空用のデータが搭載されています。使用不能の原因となりますのでフォーマット操作は行わないでください。フォーマットの必要がありません。

USBは丁寧に取り扱ってください。

  • USBメモリを取り外すときは適切な操作手順が必要です。これらを行わない場合はタイミングによりデータの消失や破損をともなうことがあります。
  • USBの寿命は無限ではありません。ご利用状態により異なりますがデータ保持期間や書き換え回数にはUSB自体としての寿命があります。
  • USBに強い衝撃を与えたり、無理な装着や抜き取りをしないようにしてください。
  • パソコン側のUSB接続口が緩い、または硬い場合があります。そのような場合には他のUSBポートをご使用下さい。
  • 冬季や乾燥する時期など静電気が発生しやすい時期での取り扱いには注意して下さい。

このUSBメモリはご購入日から1年間の保証があります。
保証の範囲はUSB本体のハードウェア部分になります。
通常のご使用以外の使い方やお客様ご自身の取り扱いに起因する物理的な破損などは保証の限りではありません。


<USBの仕様>

  1. 外形:66(55)mmx21mmx10mm
  2. 材質:アルミ製(スライドケース)
  3. 本体重量:15g
  4. カラー:ブラック(黒色のみ選択不可)
  5. 対応OS:Windows 11、Windows 10 32/64bit

プロテクト機能での制限事項

このUSBメモリはデジタルコンテンツ保護のためにUSB内のPDFファイルを全てプロテクトしています。(クリップボード禁止、画面キャプチャー禁止など)
そのためにUSB装着・使用中は、このUSB以外のパソコン全ての操作に影響し、全ての操作でコピー&ペーストが働かないなどの現象が生じますこれらの制限は閲覧作業を終了し、USBメモリを正しい手順で取り外すと全て解除されます USB使用中のパソコンでPDF閲覧以外の別の操作や動作をおこなう場合は、USBメモリを取り外してから行ってください。
プリント動作に制限は設定していません。本文ページ全てが印刷可となっています。

USBメモリが急に認識しなくなった場合

USBメモリの抜き差しを繰り返していると、タイミングによりWindowsのデバイスマネージャーで一時停止され、USBメモリが認識されない場合があります。
この場合は、認識しないUSBメモリをパソコンに差し込んだ状態でデバイスマネージャーを確認してください。ユニバーサルシリアルバスコントローラーを展開し、黄色のアイコンが表示されている場合は、そのUSBドライバが停止しています。
("Windowsキー"と"X"を同時に押してデバイスマネージャーを選択してください。)

この現象は以下により確認できます。

  • 特定のパソコンのみ"USBメモリ"を装着しても何も反応しない。
  • 他のUSBメモリは正常に利用できる。この"USBメモリ"だけが利用できない。
  • 反応しない"USBメモリ"は他のパソコンでは利用できる。
  • この"USBメモリ"は、以前までは問題なく利用できていた。
デバイスマネージャーから展開したユニバーサルシリアルバスコントローラーの黄色のマークのデバイスを右クリックメニューにより削除後、USBメモリをもう一度装着してください。 USBメモリを再度装着することにより、USBドライバが自動的に再セットアップされます。
再セットアップにかかる時間はパソコンの性能やWindowsのバージョンにより異なります。通常、Windows8.1やWindows10では2~3秒程度でセットアップされます。

ドライバとは、OSとパソコンに接続する全ての機器とのやり取りを制御する管理ソフトです。USBメモリやマウス、キーボードなどは、Windows標準ドライバが自動セットアップされてから利用することができます。 USBメモリのドライバは一つではなく複数セットアップされます。通常は2~3程度のドライバがセットアップされますが、バックアップソフトなどを使っている場合は更に追加される場合があります。 複数のドライバがセットアップされる場合、セットアップ中にUSBメモリが抜かれると完全にセットアップが完了されていない状態のため、デバイスマネージャーでそのデバイスが停止される場合があります。
USB装着後は、USBドライバがセットアップされるまでタイミング的に余裕をもったUSB操作を推奨します

上記手順にて、デバイスマネージャーからUSBメモリの認識を回復できない場合は、Windows10の「高速スタートアップ」を一時的に無効にする方法も有効となる場合があります。

セキュリティソフトとの競合

ご使用のパソコンにセットアップされているセキュリティソフトによっては、ウイルス誤検知でUSB内のソフト"UsbStart"が削除されたり、 ウイルス判定検査に時間がかかり起動が遅くなるなどの現象が出る場合があります。
この商品に使用しているUSB機器製造元では、定期的に様々なセキュリティソフトとの相性検査を行っていますが、 全てのバージョンでの検証作業は行っておりません。 セキュリティソフトによる不具合が解消されない場合は、マイクロソフト社の"Windows Defender"のご利用を推奨しています。 なお、セキュリティソフト"avast"(アバスト)がセットアップされたパソコンでは、USB内のソフト"UsbStart"が削除されるなど、障害が多いためにご使用になれませんのでご注意ください